11月の後半に差し掛かり、日本各地では「イルミネーション」が街や人を照らします。今回は表参道をご紹介いたします。 イルミネーションは省エネルギー技術を活用し、新たな夜景の開発を試みるアートイベントです。LED照明をはじめ最先端の環境技術とアートの創造性を組み合わせることで、これまでにない幻想的な夜景を生み出しています。表参道では計156本の木々にLEDが設置され、約1.1?の道がシャンパンゴールドの灯りで彩られています。光がゆっくりとした動きを出す「ゆらぎ」の演出は、1時間に1回程10分間くらい行なわれています。
冬は一年の季節の中でも最も空気が澄んだ季節です。そのため夜空の星やイルミネーションがより一層綺麗に見えます。機会がありましたら、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと良い思い出になると思います。
冬のイルミネーション-表参道- 2019.11.29
新宿御苑は、1906年(明治39年)に誕生した庭園です。都会のオアシスとも呼ばれる庭園は新宿駅の南東に位置し、その広大な敷地には多くの見所があります。
御苑内には、大きな池を中心とした日本庭園、花々と並木で美しくデザインされたフランス式整形庭園、大きな樹木と広々とした芝生が特徴的なイギリス式庭園の3種類の庭園があります。さらに敷地内には大温室もあります。そこには、ジャングルや乾燥地、熱帯地などのコーナーが設置され、多種多様な植物を鑑賞することができます。
また、新宿御苑の周辺にはロボットレストラン、サムライミュージアムを始め多くの観光スポットがあります。東京の中でも自然の美しさに癒されることができるオアシスに一度足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと良い思い出になると思います。
都会のオアシス-新宿御苑- 2019.11.22
川越は約400年前の江戸時代を偲ばせる蔵造りが、今でも建ち並ぶ風情ある町で、国内外問わず多くの観光客の注目を集めています。 蔵造りとは類焼・火災を防ぐための工夫が施された耐火建築です。また、装飾的な要素も兼ね備えた工夫が随所にちりばめられており、見る者を飽きさせません。左右の道いっぱいに広がる蔵造りの建物を見渡せば、昔へタイムスリップした気分になります。そんな川越のシンボルとして人気なのが「時の鐘」です。ひときわ高くそびえたっているので、すぐに見つけることができます。現在は1日に4回(6・12・15・18時)市民に時を告げています。その音色は川越の街に響き渡り、聴く人を魅了します。
和服姿で散策をしたり、名物を食べ歩いたり、季節のイベントに参加したりと、川越の楽しみ方はさまざまあります。機会がありましたら、タイムスリップしに川越へ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと素敵な思い出になることと思います。
タイムスリップ?-川越- 2019.11.15
いよいよ秋の最も美しい時間になります。この時期は日本各地で木の葉の色が赤や黄に色付く紅葉が見られます。そんな紅葉シーズンを迎えた日本では多くの人が「紅葉狩り(もみじがり)」を楽しみます。
日本は国土のおよそ68.2%が森林で、世界第3位の森林大国です。森林すべてが紅葉する訳ではありませんが多くの木々がその姿を変えます。秋に一斉に紅葉する様は圧巻で、見事な美しさが目に焼き付きます。そして、この紅葉を眺めて楽しむ行為が「紅葉狩り」と呼ばれるものです。 幾重にも色が重なる景色は、この時期にしか見られません。機会がありましたら、みなさんも紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか?きっといい思い出になると思います。
日本の文化-紅葉狩り- 2019.11.08
秋の9月から11月の3ヶ月間、これまで成長してきた植物・農作物が成熟し、多くの実をつけます。この季節の日本では、月を観賞しながら農作物の収穫に感謝を込める「お月見」という行事がおこなわれます。
古来から日本では日々の暮らしや農作物の収穫に月の満ち欠けが深い関わりがあるとされていました。そこで、月にその年に収穫した農作物やお米を粉末にし、月に見立てて丸めた「月見団子」をお供えし、収穫への感謝を捧げたことが「お月見」の始まりです。また毎年お月見(秋)の時期には、マクドナルトで、目玉焼きが入った「月見バーガー」が販売されたり、卵の黄身が満月似ていることから、生卵を割り入れたうどんやそばを「月見うどん」、「月見そば」と呼んだりすることがあります。「月見」という風習は独自の文化習慣として様々な形で広く浸透していています。
日本で秋の月は一年でもっとも清らかで美しいと言われています。日本にお越しの際には「お月見」で、日本を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと素敵な思い出になることと思います。
日本の文化-お月見- 2019.10.11