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Katayama




余寒見舞い



日本でも季節ごとに挨拶状を送る習慣があります。今回はその一つ余寒見舞いをご紹介いたします。
寒い時期は体調を壊したり、外出がおっくうになって家に閉じこもりがちです。そんなときに「体調は大丈夫ですか?元気でいてください」というメッセージを相手に伝え、体調に気遣ってもらうことが、余寒見舞いの役割です。一般的に2月いっぱいに相手に届くようにします。
みなさんも、余寒見舞いを大切な人に送ってみるのはいかがでしょうか。寒さが厳しいこの時期だからこそ、思いやりが大切かもしれませんね。

余寒見舞い 2021.02.05




Katayama




節分



2月3日は、節分です。この日は、春が来きたことをお祝いする日です。これを立春と言い、日本では、様々なイベントが開催されています。今回はそれをご紹介します。
節分には、恵方巻を食べる風習があります。恵方巻は寿司を海苔で巻いた食べ物です。食べるときには、3つのルールがあります。1つ目は、縁起の良い方向を向いて食べること。2つ目は黙って食べること。3つ目は一気に食べることです。これらのルールを守ることで厄除になり、願い事が叶うと言われています。縁起の良い方向は年によって変わります。今年は南南東です。皆さんも恵方巻を食べてみてはいかがでしょうか?良い春が迎えられるかもしれませんね。

節分 2021.01.29




Furukawa




鏡開き



1月11日は鏡開きでした。鏡開はお正月に供えた鏡餅を下げて、食べる伝統行事です。鏡餅は丸く平たい大小二つの餅を重ねたものです。日本ではお正月に、神様を家に迎えて、おもてなしをする為にお供えします。神様にお供えしていたものには力が備わっている、と考えられ、家族みなで感謝しながら無病息災を祈ってお餅をいただきます。一般的には関東では1月7日、関西では1月15日とされています。この風習は今から400年前から始まった行事と言われています。
来年になってしまいますが、機会がありましたら、みなさんも鏡開きにチャレンジして見てはいかがでしょうか。お餅にこめられた力をかみしめながら食事を楽しんでみるのも良いですね。

鏡開き 2021.01.15




Furukawa




2021



新年明けましておめでとうございます。みなさんいかがお過ごしでしょうか。日本語では、年始めの月を「お正月」と呼び、その最初の日を「元旦」と呼びます。日本では、この時期になると、大人は子どもに現金のプレゼントをする風習があります。これを「お年玉」と言います。一般的には学生にはお年玉を渡している大人は多いです。元は神様に捧げた餅を新年の祝いの印として親戚に配ったことから始まった習慣です。それが時代とともに変化し、150年前ごろからお金の贈り物が普及しました。
さあ2021年が明けました。新しい年に期待がふくらみますね。皆さんにとって幸せな一年になりますように。

2021 2021.01.01




Furukawa




お歳暮



日本では年の暮れにお世話になった人に贈り物を送る風習があります。それをお歳暮と言います。
一般的にお歳暮は東日本では11月末頃から12月31日、関西では12月初旬頃から12月31日までに贈ります。お歳暮の包装には「御歳暮」の文字と、贈り主の名前が書かれた白い紙をかけます。さらに紅白5本または7本の蝶結びした「水引」と呼ばれる帯紐を掛け紙の上に飾ります。現在は印刷技術が発達しているので、のしと水引を印刷した、のし紙を用いることがほとんどです。
神様や先祖へ新年にお供え物をするため、年末にお供え物を持参する習慣がありました。それがお歳暮を贈る文化に発展したともいわれています。皆さんも大切な人に対して贈り物を送ってみてはいかがでしょうか?

お歳暮 2020.12.04

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