日本が初めて議長国を務める地域首脳会議(G20サミット)は、6月28(金)?29日(土)の2日間、大阪府にて行われました。インドネシアのジョコ大統領も出席のため来日していましたね。この大阪サミットには、19ヶ国に加え、欧州連合(EU)の首脳や国際機関の代表が参加し、世界の経済など幅広いテーマで議論がなされました。米中貿易摩擦の真っ只中ということもあり、この二日間は世界が大阪に注目したことでしょう。
歓迎レセプションでは世界で活躍する日本の狂言師・ピアニスト・オペラ歌手による演目披露が行われました。また夕食会では地元大阪・関西を始めとする日本各地の食材を使用した、ベジタリアン食、ハラール食を含む複数のメニューが用意されました。世界に誇る文化芸術の紹介・食で日本のおもてなしができたのではないでしょうか。
2020年に東京オリンピック、2025年には大阪・関西万博と、大きなイベントが控えています。今後も日本の魅力・特色をみなさんに発信してゆきます。次週は今回のサミットの開催地である大阪と首脳の記念撮影が行われた大阪城をご紹介いたします。
世界が注目した大阪サミット 2019.07.12
今日は、みなさんに嬉しいニュースをお伝えいたします。2019年7月3日(水)に、インドネシアから3名の学生が日本に到着しました。ジャカルタ出発して日本への到着時間は午前8時50分を予定していましたが、2時間30分の程遅れ、午前11時30分頃の到着となりました。到着時は3名とも緊張している様子でしたが、しばらくすると笑顔でお話をしてくださいました。
今回の7月入学に向けて書類もスムーズに進め、静岡の日本語学校に入学されました。4月や10月の入学時期に比べ、7月生の受け入れを実施している日本語学校は少ない中、今回3名の留学が実現できたことに私たちも嬉しく感じています。
3名とも、きっと充実した留学生活を送られることと思います。今後もインドネシアの方々の留学生活の状況をみなさんにお伝えしてゆきます。
2019年7月生が来日しました 2019.07.05
日本ではインドネシアと違い学生が勉強をしながらアルバイトをすることがあります。アルバイトの種類が多く、飲食店・スーパー・カフェ等、他にもたくさんの種類があります。今回は人気のアルバイト先のひとつであるコンビニを紹介します。
コンビニでは多くの学生アルバイトが働いています。そのため働き方のポイントをまとめたマニュアルが用意されていて、働きやすい環境が整っています。主な業務は接客・レジ・商品の品出し・陳列・簡単な調理・店内清掃などです。基本的に24時間営業をしているため、シフト制をとっています。区切りは店舗によって異なりますが、早朝の5?9時、昼間の9?22時、深夜の22?5時の3パターンが一般的です。この時間によって時給も異なります。2019年の5月現在、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)の平均時給は1,051円となっており、早朝勤務や深夜勤務の時間帯は25%の割増手当が付きます。学生のみなさんの授業に合わせて店に希望を伝え、空いた時間に働くことができます。コンビニに限りませんが、留学生がアルバイトをする際には、1週間の労働時間は28時間まで(夏休み等の長期休暇は1日8時間・週40時間)、という制限があるので注意をしましょう。
アルバイトは収入を得るということのみでなはく、日本の文化に直接触れることができる良い機会です。ルールを守ったアルバイトにより充実した留学生活になるかもしれませんね。
日本のアルバイト事情?コンビニ編 2019.06.28
日本には多くの国からの留学生が学んでいます。今日はインドネシアとは別の国から来た留学生をご紹介します。今回お話を伺ったのはミャンマー出身のピーさんです。彼女は現在、東京大学大学院の修士課程に在籍しいて多文化共生統合人間学を専攻しています。おおよそ1週間に8コマの授業があり、その他の日は研究をし併せて勉強会なども他の学生と共に企画して行なってます。
彼女が通う東京大学は1877年に創立された日本最初の国立大学です。東京や千葉に展開する5つのキャンパスに10の学部と、日本各地にある研究施設や演習施設から成っています。学部生・大学院生をあわせおよそ28,000人が在籍していて、そのうちの約26%・ 4,000人は105の国や地域から学びに来ている留学生です。新入生は入学してから2年間は特定の学問領域に偏らず科学・人文・社会などの分野を幅広く学び、自らの思考を論理的に展開できる能力を培います。ピーさんは「国籍や性別問わず様々な人との交流ができ、また異分野との対話も可能でこの多様性が、学びや研究活動またキャリアにも良い影響を与えてくれる」と語っています。そして2018年11月現在、東京大学にはインドネシアの方は76人が在籍しています。
Japan Campではこれからも、みなさんの日本留学の希望を実現させべくサポートしてゆきます。
日本の大学事情?東京大学 2019.06.21
留学に携帯電話は必須アイテムですね。今回は日本の携帯事情をご紹介いたします。
一般的な方法は大手通信会社との契約です。日本の大手通信会社であるdocomo・au・SoftBankと契約する場合、毎月の料金は6,000?8,000円です。インドネシアと比べるとやはり高いですね。この料金を大幅に節約する方法として格安SIMカードがあります。機種などにもよりますが、現在使っているスマホに格安SIMカードを入れ利用することもできます。この場合は月々の料金は1,000?3,000円程で、0.5?15GBなどの範囲内でデータ通信・通話をした分だけ料金を払う段階プランが一般的です。また毎月3,000円程の「使いたい放題プラン」を契約するとデータ通信・通話ともに制限なく使用できるものもあります。SIMとは携帯電話の通信に必要な小さなICチップのことで、カード単体でも販売されています。主な販売場所は家電量販店・Amazonなどで入手でき、またインターネット上で契約して入手することもできます。
日本での暮らし・勉強・観光・娯楽など様々な場面で携帯電話は役立ちますね。みなさんも自身にあったプランを活用して日本の留学生活をスマートに過ごしてみてはいかがでしょうか?
日本の携帯電話事情 2019.06.14